オーナーのパスカーレ・マルチェリーノ

D.O.C.の地域の１つであるSannio (サンニオ：その中にGuardia Sanframondi〜グアルディア・サンフラモンディもある）ではかなり昔からアリアニコおよびファランギーナを栽培されていたにもかかわらず、今１つ注目されていなかった。

近年では栽培方法の改善などによりこの地域の素晴らしさが見直されてきている。地中海からの温暖な風と山からの冷たい風が、この地域に葡萄栽培に適切なミクロクリマを生み出す。彼のワインは、とても丁寧に、几帳面に造られ、彼のワインに対する愛情がひしひしと伝わってくる。洗練した広がりのある香、凝縮した味わい、長く魅力的な余韻。

古代ローマ人が、ワイン造りに最適な土地と絶賛したというカンパーニア州を代表するぶどう品種、アリアニコ種、ファランギーナ種、フィアーノ種などの個性を表立たせた、まさしく「テロワール」を表現し、飲み疲れをしないワイン造りを行っている。