VERMENTINO ヴェルメンティーノ |
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他の多くの品種と同様、このブドウの起源も明らかになっていないが、スペインで生まれ、その後ティレニア海の地中海沿岸地域に広く普及したという説が有力である。これらの地域(フランス、リグーリア州、コルシカ島、トスカーナ州)では現在も広くヴェルメンティーノが栽培されている。 コルシカ島では一番多く栽培されている白ブドウ品種である。サルデーニャ州では豊富な酸味を得るため、収穫を早い時期に行うこともある。多くの研究者はピガートやファヴォリータとの類似性を指摘している。
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ワインの種類: | 白 |
葉: | 中型もしくは大型の五枚葉。 |
ブドウの房: | 中程度の円柱もしくは円錐形。長い岐肩をもった密粒型。 |
果粒: | 中型〜大型の丸型もしくは楕円形。果皮は緑がかった黄色だが、よく陽にあたると金色がかった黄色もしくは琥珀色に変化する。 |
適した土壌: | --- |
ワインの特徴: | ヴェルメンティーノから作られるワインは澄んだ金色をしている。フレッシュで、デリケートなアロマが心地よく、野生のハーブの香り。口内ではほのかに塩や桃が感じられ、しばしばレモンシャーベットの酸味も感じられる。 |
■ヴェルメンティーノで作られる原産地呼称ワイン |