NEBBIOLO ネッビオーロ |
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ピエモンテの土着品種で、その名前は「ネッビア(Nebbia:霧)」からつけられた。これは果粒がたくさんの蝋粉で覆われていることからきたという説や、霧の出始める10月に収穫がおこなわれるためとする説などがある。イタリアのブドウの中でも、特に貴重で栽培が難しい品種。ネッビオーロにはランピア、ミケ、ロゼの三種のクローンがあり、それぞれ特徴があるが、多くのブドウ栽培者は、これら3つのクローンを混合して育てている。これは最終的にワインに複雑味を与えるためである。
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ワインの種類: | 赤 |
葉: | 中〜大の大きさで、丸みをおびた三枚葉。 |
ブドウの房: | 中程度の大きさをしたピラミッド型。中密粒もしくは密粒。 |
果粒: | 球状の中粒。濃い紫色をしており、皮は薄いが強さがあり蝋粉が非常に多い。 |
適した土壌: | 乾燥していない日当たりの良い丘。 |
料理: | トリュフのフォンデュ、ヴァルテッリーナ地方のピッツォッケリ(ソバ粉のタリアテッレの一種)やパンチェッタソースをかけた栗のニョッキなど。 |
■ネッビオーロで作られる原産地呼称ワイン <ピエモンテ州> <ヴァッレ・ダオスタ州> |