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MONTEPULCIANO  モンテプルチャーノ

モンテプルチャーノ
モンテプルチャーノでつくられる原産地呼称ワイン生産地

この品種は、トスカーナ州に同名の街が存在していることからサンジョヴェーゼと混同されることが多かった。しかしこの2つの品種に共通性は全くない。主にアブルッツォ州や中南部の州で栽培されている。ブドウ栽培家やエノロゴたちの努力により、現在モンテプルチャーノは赤ブドウの中で最も優れた品質をもつ品種のひとつとなっている。

 

ワインの種類:
葉: 中型の五枚葉。
ブドウの房: 中型の円柱もしくは円錐形。1つもしくは2つの岐肩をもつ。平均的に密粒型。
果粒: 中型の楕円形。果皮は厚くて固く、豊富な蝋粉に覆われている。濃い紫色。
適した土壌: 日当たりがよく乾燥した土地に適している。
ワインの特徴: 通常、モンテプルチャーノをベースとするワインのほとんどは深いルビー色をしている。サクランボやナツメグ、シナモン、軽く炒ったアーモンドなどの香り。柔らかなタンニンが心地よく、プラムやクワの実、マラスカや野生のイチゴが感じられる。
   
■モンテプルチャーノで作られる原産地呼称ワイン
<アブルッツォ州>

Cerasuolo DOC
Controguerra Rosso DOC
Montepulciano d'Abruzzo DOC
Montepulciano d'Abruzzo sottozona Colline Teramane DOCG
<ラツィオ州>
Castelli Romani Rosso DOC
Cerveteri DOC
Cori Rosso (Montepulciano, Nero Buono di Cori e Cesanese) DOC
Tarquinia Rosso DOC
Velletri Rosso DOC
Violone dei Colli Etruschi Viterbesi DOC

<マルケ州>
Esino Rosso DOC
I Terreni di Sanseverino DOC
Offida DOC
Rosso Conero DOC
Rosso Piceno DOC

<モリーゼ州>
Biferno Rosso DOC
Pentro di Isernia (o Pentro) Rosso DOC
Rosso del Molise DOC

<プーリア州>
Cacc'e mmitte di Lucera DOC
Castel del Monte Rosso DOC
San Severo Rosso DOC

<ウンブリア州>
Rosso Orvietano DOC

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