DOLCETTO ドルチェット |
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一説では、もともとフランスを原産地とした品種で、11世紀頃モンフェッラート周辺に伝わったといわれているが、中世期、商業の発達により多くの交易が行われた結果、リグーリアからピエモンテに伝わったとする説もある。その生産はピエモンテ州とその州境であるリグーリア州、ヴァッレ・ダオスタ州に限られる。ワインはタンニンと酸味が弱め。フルーティで洗練された香りが特徴。アーモンドの香りも感じられる。
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ワインの種類: | 赤 |
葉: | 五枚葉で表面は無毛で滑らか。裏面はビロード様に綿毛があり、クモ膜状に葉脈が浮き出ている。 |
ブドウの房: | 中くらいの大きさで一般的に中密粒。大きな岐肩を持った円錐形。 |
果粒: | 中粒で丸い。皮は青味を帯びた色で薄く蝋粉が多い。 |
適した土壌: | 粘土質の多い土壌には適していない。 |
【ドルチェットで作られる原産地呼称ワイン】 | |
<リグーリア州> Golfo del Tigullio Rosso DOC Ormeasco della Riviera Ligure di Ponente DOC Ormeasco Sciacchetra della Riviera Ligure di Ponente DOC valpolcevera Rosso DOC <ピエモンテ州> <ヴァッレ・ダオスタ州> |