VERNACCIA DI SAN GIMIGNANO
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ヴェルナッチャという名前はリグーリア州チンクエ・テッレを構成する5つの町のなかのひとつであるヴェルナッツァから来ていると言われている。この品種の起源はとても古く、サン・ジミニャーノ市が所有する1276年の資料に記録が残されている。同名のワインは当時商取引やメディチ家といった資産家への寄贈品として利用されていた。現在は主にシエナ県で栽培されている。
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ワインの種類: | 白 |
葉: | 中型の五枚葉もしくは三枚葉。 |
ブドウの房: | 房は大きくて長い逆ピラミッド型で、岐肩をもっていることもある。 |
果粒: | 果皮は蝋粉に覆われており、色は陽のあたり具合により、緑がかった黄色から琥珀色のものまで様々。 |
適した土壌: | 粘土質や石灰質、ケイ素質や凝灰質を好む。 |
ワインの特徴: | 黄色味がかった麦わら色。軽いアロマのブーケが感じられ、セージやドライフラワー、エニシダの香り。酸味の強くない辛口のワイン。 |
■ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノで作られる原産地呼称ワイン |