父・ハインリッヒ・プラットナーと、その息子クリスティアンが彼らの7ヘクタールの畑とカンティーナを管理。もともとはスイス向けに大量のワインを販売していたプラットナー家であったが、スイスで瓶詰めの研究をしたハインリッヒの代から元詰のワイナリーを立ち上げた。

現在ワイナリーは息子クリスティアンに世代交代。ドイツで醸造学を学んだ彼がワイナリーの舵を取る。彼らの醸造スタイルは近代的ではあるが、度を越しすぎない。彼らの進める｢改革｣は、ぶどうの栽培方式をペルゴラからグイヨーに変えること。そして厳選した酵母を使用し、それぞれのぶどう品種にあった環境で醸造を行うことである。バリックに関しては1985年から使用しているが、これも度を越し過ぎない｢ちょうど良い匙加減｣をモットーとしている。

ヴァルドグリアスのフィロソフィーは少量でも誰もが納得できる上質のワイン造りである。近年まで、ワイナリー周辺ではいわゆる｢自家製ワイン｣の製造者が多く、質や醸造技術において問題があった。そこでヴァルドグリアスは他のワイナリーと協力し合い、他の地域からエノロゴを招きワインの講習会を行ったり、試飲会を催したりしてレヴェルアップを図る。そ んな彼らの情熱が実を結び、彼らの造るワインはイタリア国内でも高い評価を受けている。
ぶどうの特徴を上手く表現したラグレイン、カベルネ・ソーヴィニョンは彼らの前向きな努力の結晶なのである。

	Alto Adige Sauvignon
	アルト・アディジェ・ソーヴィニョン
	Alto Adige Santa Maddalena Classico
	アルト・アディジェ・サンタ・マッダレーナ・クラッシコ
	Alto Adige Lagrein Dunkel
	アルト・アディジェ・ラグレイン・ドゥンケル
	Alto Adige Lagrein Riserva
	アルト・アディジェ・ラグレイン・リゼルヴァ
	Alto Adige Lagrein Mirell
	アルト・アディジェ・ラグレイン・ミレル
	Alto Adige Cabernet Sauvignon
	アルト・アディジェ・カベルネ・ソーヴィニョン
	Alto Adige Lagrein
	アルト・アディジェ・ラグレイン
	Alto Adige Moscato Rosa Passito
	アルト・アディジェ・モスカート・ローザ・パッシート　（赤）