ベルトラン・ハブシガー
このワイナリー“ファットリア・ディ・カスプリ”は2004年に出来たばかりの新しいワイナリーである。初リリースの2005年ヴィンテージでデビューを果たしたが、いきなりイタリア・ビオワインのシンデレラワインとして世界中から注目を浴びた。
現在、このワイナリーの指揮を取っているのが、アルザスのパトリック・メイエで修業をしたベルトラン・ハブシガーである。醸造はパトリック・メイエがコンサルタントとしてみている。
彼らはどれだけ自然な状態で、ワインを造れるかを念頭においており、発酵を自然酵母のみで行う事の重要性、SO2なしでの醸造を行うために、健康な完熟した葡萄から醸造を行っている。現在、赤ワインはSO2の添加なしで醸造し、白は瓶詰め前にごく少量のSO2を添加している。ちなみに白の2006年ヴィンテージのSO2量は1リットルあたりたったの13mgである。また瓶詰めには清澄、濾過、安定処理は一切行っていない。
ミネラルが豊富なこのワイナリーのワインは飲んでいて大変心地がよく、バランスの取れた酸味と果実実が感じられる。まだ誕生したばかりだが、今後が大変楽しみなワイナリーである。
Toscana Bianco “Luna Blu” | |
トスカーナ ビアンコ “ルナ・ブルー” | |
Toscana Rosso “Rosso di Caspri” | |
トスカーナ ロッソ “ロッソ・ディ・カスプリ” |
【ワイナリー名】 | Fattoria di Caspri Soc. Agr. S.r.l. ファットリア・ディ・カスプリ |
【所在地】 | Localita Caspri - 52025 Montevarchi (Arezzo) TOSCANA |
トスカーナ州アレッツォ県モンテヴァルキ村カスプリ地区 | |
【生産本数】 | 約4,000本 |
【所有畑】 | 約5ha |
【ホームページ】 | --- |